穀雨の山桜
2017年 04月 26日
二十四節季では「穀雨」を迎えました。
↓のヒョロっとしたのは、ニラとチャイブです。 芽が出始めは糸のように細くて頼りないのですが、 これが太く立派になるのだから不思議です。 ラディッシュ(二十日大根) 今シーズン最初の収穫です。 赤くて丸いタイプ 長卵形で、赤白のタイプもあります。 小松菜・赤水菜・赤リアスからし菜・ルッコラも採れ始めました。 まだサイズが小さいですが、ホテルの料理でガルニ(付け合わせ)に使うには、 逆に小さいほうが好まれたりします。 外では山菜の「わらび」も採れ始めました。
芋と芋の間隔は30cm位が理想なので、足のサイズに合わせて 爪先の前にポン・ポンと置いていきます。 芋に直接当たらないように、芋と芋の間に肥料を置いていきます。 今回は鶏糞を使いました。
カーロファームの周りの山でも山桜が咲き、
平地より2週間遅い、高原の春を満喫しています。
<穀雨とは>
4月20日頃(2017年は4月20日)
および立夏までの期間。
太陽黄径30度
清明から数えて15日目頃。
春季の最後の節気。
春雨が百穀を潤すことから名づけられたもので、雨で潤った田畑は種まきの好期を迎えます。この時季に、特に雨が多いというわけではありませんが、穀雨以降、降雨量が多くなり始めます。
「清明になると雪が降らなくなり、穀雨になると霜が降りることもなくなる」という言葉があるように、南の地方ではトンボが飛び始め、冬服やストーブとも完全に別れる季節です。
変わりやすい春の天気もこの頃から安定し、日差しも強まってきます。
昔から、この日を田植えの準備をする目安にしているようです。
穀雨が終わる頃に八十八夜を迎えます。
朝の富士山の眺めは格別です。
雪も冬の頃からだいぶ融けてきました。
苗は人間で言えば幼稚園生の状態なので、
世話がかかる子がいっぱいいて大変ですが
どの子も個性的でかわいいです。
ジャガイモの植え付けもしています。
今年播いたのはキタアカリとメイクイーン。
シンシアは種芋が手に入りませんでした。
昨年の北海道の台風被害で、種芋の流通が少ないそうです。
巷ではポテトチップスが販売中止なんて騒動も起きてるみたいですね。
まず縄を畑に張り、その上を歩き踏み跡をつけます。
その跡に沿って耕運機をかけると、真っ直ぐな植え溝が掘れます。
植え溝に種芋を置いていきます。
農作業をしていたらあっという間に日が暮れます。
夕焼けの本栖湖が綺麗で、疲れた体を癒してくれます
by caro-farm
| 2017-04-26 18:00
| 農作業
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